| 同級生 |
| 機種:SS ジャンル:恋愛アドベンチャー |
| ストーリー:夏休み。それは恋のチャンス。俺様なタラシ、卓朗のお楽しみはこれからだ。休みの後半を女の子とエンジョイするために、前半死にもの狂いでバイトにいそしんだ卓郎は、女の子との楽しい時間を過ごすために、今日も颯爽と部屋を出て行く……。 |
| 最終目標:話術を駆使して女の子達を夢中にさせ、夏休み最終日には大好きなあの子をGET! |
| 鯨波評:これもまた有名なビッグタイトルですね。 まず何に驚いたって、自分の分身とも言うべき卓朗のあまりのタラシぶりにびっくりさ。女の子を落とすためには手段を選ばず、それ以外の事、つまり勉学や将来、ましてや男の事なんてまるで眼中にないときた。フォローの余地もないほどのスケベっぷりですでに有名人だし。こんな奴に女の子が惚れるのか、何よりプレイヤーの私がこいつに感情移入できるのかと当初不安になったものですが……実は凄くイイヤツなんですよ、卓朗って(笑)。いいかげんな事ばかり言っているように見えるけど、ちゃんと相手の事を考えてる。エッチな事を言う時も、女の子が喜びそうな言い方をちゃんと考えて言ってるしね。女の子に関する部分での正義感は誰よりも強くて、誰かを哀しませるような奴は絶対に許さない。ただ、そういう優しさをまったくおくびにも出さないので、気付く人しか気付かないだけなのです(笑)。自分でも思いも寄らぬ、主人公萌え(笑)。 アドベンチャーなのでそうそう難しい事はない、と言いたいところなのですが(苦笑)、女の子の横の繋がりが凄まじいので、これをクリアしないと大変です。出現する筈の場所に行ってみても、別の女の子の別のイベントをクリアしていないと現われない、とかね。時間指定のあるイベントなんて、その時間に合わせてその場所に行くつもりが、ちょっと立ち寄った場所で他のイベントに巻き込まれて時間が過ぎちゃったり(涙)。攻略本を見ながらやっても大変だった(苦)。 このゲームの女の子達は、可愛いだけじゃないのが特徴かな。女の子ゆえの計算高さだとか、ズルさだとか、そういうものの描写が細かいです。女心は複雑なの(笑)。 ヒロインの舞ちゃんは可愛かったね。今時いないような純真無垢なお嬢様で、でも卓朗の助平話も笑って聞いてくれる可愛い子。本当は、エッチな事にまったく興味がない訳じゃないんだよね。顔を合わせるたびに必死にデートに誘おうとする卓朗の様子に心底笑えたよ。 しかし、私の一番萌えは何と言っても卓朗の担任教師、芹沢よしこ先生! 年齢も高めでお堅い人なので、男性ユーザーの人気はどうだったんだろうというところですが。キャラデザの竹井さんが一番思い入れが深いと言ってくれたのが嬉しかった♪ 前半は職員室で会えるんだけど、会うたびにお説教ばかりだし、ちょっと羽目を外した事を言えばすぐ怒るし。さすがに女好きの卓朗もあまり関わり合いになりたくなかったみたい(笑)。だからこそ、他の女の子と違って卓朗の方も少しずつ心を開いていく様が爽快でした。家庭訪問のイベントも昔の卓朗発見、みたいな感じで凄く良かったけど、やっぱり変質者イベントが最高。卓朗が凄く可愛いんだよ! 卓朗のクセに据膳食わないんだもん(爆笑)! むくむくと湧き上がってくるエッチ心を必死に打ち消そうとしている卓朗の、可愛い事……。まあ、相手が先生だからなんだけどね。でも変質者に出遭ってしまってショックを受けている先生をこれ以上怯えさせない様に一生懸命配慮しているのが、ある意味男の子っぽくて嬉しかった。普段エッチな事ばかり考えていても、卑劣な変質者は絶対に許せない、女性を傷つけるような奴はナンパの資格すらないと、確固たる信念を持っている卓朗が素敵です。先生の、破れてしまったストッキングに異様にこだわっているあたりも可愛かった(笑)。「買ってこなくちゃ」って、アンタ(笑)。ホントに、何故あんなにストッキングにこだわってたんだろう。しかも、先生に似合う、肌触りの良い丈夫なやつ(笑)。本当に買ってきちゃうし(爆笑)。そんな卓朗だから、よしこ先生も「ナイーブな卓朗君」なんて言っちゃうんだよね。あの鋼のナンパ師、卓朗に対してナイーブっすよ、ナイーブ!! この事件の後にお料理教室に通っちゃう先生も可愛かったよ……(さっきから可愛いの連発)。無事にエンディングを迎えられて良かった。 いや、このゲーム、WINに移植されてからそれはなくなったんだけど、SSの時には2、3人、トゥルーエンドを迎えたのに最後の最後で結局別れちゃうEDの女の子がいたのですよ。もしもよしこ先生がそんなEDだったらどうしようとヒヤヒヤしていたのですが、いやあ、ラブラブで嬉しかった! 最後のよしこ先生の一枚絵、すっごく綺麗だったし。よくぞ卓朗、卒業まで待った!! エライ!! けど、実はよしこ先生の攻略は大変手間のかかるものでした。家庭訪問のイベントが、薬局の娘さん亜子さんと公園に遊びに行かないと発生しないのでまず亜子さんを攻略する必要があって、しかし亜子さんを進めるためにはお姉さんである真子さんともお話を進めておかなければならず、それに関連する女の子として、美穂ちゃんも攻略しておかなければならないのよ。それに、家庭訪問イベントにはもうひとり関連していて、同級生のさとみも攻略しておかなければならない……。それに準じて他の女の子も沢山出てくるし。家庭訪問イベントがないと、変質者イベントも発生しないし。ホントに、苦労しました……(涙)。でも、最後に苦労が報われたよぉ(笑)。 主人公である卓朗の方から告白するというシステム上、多数の女の子の同時攻略が可能です。中にはどうしてもセットで攻略できない女の子も出てきますが、最終日の前日のセーブで、何人もの女の子のEDが見られるのである意味楽です。といっても、同時攻略の場合、途中の手間はハンパじゃないですが。 夏休みというちょっとセンチな部分がでて来る舞台背景なので、ちょっと切なめな感じが良いです。EDの挿入歌も優しくて好き。オススメです。 |