| ファイナルファンタジー VI |
| 機種:SFC、PS ジャンル:RPG |
| ストーリー:世界から魔法という概念が消え去って1000年。機械の発達が著しいこの世界で、失われた魔導の力を使い、世界を支配しようとする者が現われた。過去に繰り広げられた惨劇、魔道大戦。その悲劇を、再び繰り返そうというのか……。ガストラ帝国に操られる、不思議な力を持つ少女ティナ。すでにこの世から消え失せた筈の、強力な魔導力を持つ『幻獣』を手に入れるため、炭坑都市ナルシェに派遣された彼女が幻獣と共鳴し合った時、運命は大きく動きはじめた……。 |
| 最終目標:目的は違えど、同じ志を持った仲間を集め世界を恐怖へと貶めた敵を倒せ! |
| 鯨波評:超ビッグネーム、スクウェアの誇る代表作ファイナルファンタジーシリーズの六作目。 私はこれを始めるまで、FFシリーズは苦手としてきたんですよ(苦笑)。当時やり慣れていたドラクエ型のRPGと違って、戦闘のやり方から魔法の概念まで違うし。ほら、最初のFFって魔法を金で買ってたでしょ(笑)? お金は足りないしレベルは上がらないし、根気のない私は、未だにFFの1〜4はクリアできていないんですよ。 そこで、何となく好奇心で始めた6の登場。実は、これも途中挫折する場面がありました(笑)。フィガロ城からチョコボで脱出した後、サウスフィガロに向かう途中にある洞窟の入口が見つからなくて、3D画面のチョコボの操縦で酔ってしまったのですね(苦笑)。そこでもうだめだと思いつつ、それでも何とか洞窟を見つけてサウスフィガロの町まで行ったはいいが、今度は町中がゴチャゴチャしすぎていて、どこに何があるのかもさっぱり解らない。トドメに、町のお屋敷の中で迷子になってアウト(爆)。その後暫く手をつけなかった私なのですが、とある人に「面白いのに勿体無い」と攻略本を貸して頂きまして、めでたく再開と相成ったのでした(笑)。いや〜、あの時やめなくて良かった。 SFCでは信じられないほどの画面の美しさ。これだけでも当時脅威でしたね。ダンジョン内や戦闘シーンの背景、魔法使用時の効果など、今でも美しいと思います。まどろっこしいほどに個性のあるキャラクターの会話シーンも、とても微笑ましかった。色々な過去や目的を持ったキャラクター達も、それぞれが光っていましたね。最初はただ偶然出会っただけの人も、話が進むにつれてどんどん個性が浮き彫りになってくる。さすがです。 私は中でも、ロックとティナとエドガーにべろんべろんでした(笑)。特にロック。反帝国とトレジャーハントに命を懸け、泥棒呼ばわりすると「トレジャーハンターと呼べ!」と怒る。ふたこと目には「俺が守る!」とかまし、実際あまり守るシーンは出てこない(笑)。いや、まったく出てこない訳ではないし、後半ちゃんと育てれば彼は鬼のように強いですが(フォロー)。私は彼の事を「守りたがりの守られ上手」と呼んでいました(笑)。 私はティナも好きだったので、彼らのほのぼのカップルがとても好きだったのですが、トンビに油揚げとはまさにこの事……。セリスファンの方には大変申し訳ないのですが、私はどうにもロックxセリスは受け付けないんですよ(苦)。最初に私の中でロックxティナができ上がってしまったので、どうもセリスは……。ビジュアル的にも性格的にも、私の好みがティナだったからってだけなんですけどね。オペラ座のイベントも感動的で良かったけど、やっぱり私はロックxティナ……。いいんです、少数派なのは痛いほど解ってます(涙)。 ロックとエドガーさんの妙な気の合いようも好きでしたねー。トレジャーハンターとフィガロの王様、一体どこでどのようにして出会ったのか、大変興味があります。エドガーさん、ロックの過去も知ってたし、結構謎。ていうか、これだけでお話作っちゃえましたが(笑)。彼の女好きさ加減も忘れてはならない事項でしょう(笑)。守備範囲が広く、年齢を問わない懐の広さ。しかしあまりにも幼い相手にはちょっと躊躇し、ほんの少しモラリストになってしまうあたりがらしいというか何というか。王様らしいようなそうでもないような、妙に人好きするエドガーさんのカリスマを感じたのは、世界崩壊後に彼に会った時です(笑)。スパーンと姿を現し「手伝えよ!」と言った時の「エドガー!!!」という自分の叫びが忘れられません(笑)。 ただ、このゲームに不満があるとすれば、誰かが死なずには終われない事。あそこまで引っ張って、シャドウ死ぬ必要なかったんじゃない? 何のために魔大陸で彼を最後まで待ってたのかわかりゃしない。いずれは行方をくらましたりするのでも良いから、せめて生きてて欲しかったなあ。 あとは後半の世界崩壊後のティナの扱いでしょうかね。あの展開はどーよ? と思わずにはいられません。最後の最後まで、彼女がいなくてもお話を進められるっていうのはちょっと。全員主役がお題目といっても、彼女一番の重要人物でしょうに。 世界崩壊の絶望感を出すためかもしれないけど、最初に操る事になるセリスのよわっちい姿にも泣けましたし。その分、他のメンバーのあまりのポジティヴさに良い意味で呆れましたけどね(笑)。まあ、中にはストラゴスのようにこの世を儚んでいる人もいましたが。あれくらいが普通なのかもしれませんが、仮にもセリス、帝国の女将軍だった人でしょうに。恋を知った女は弱くなるんでしょうかねえ。とにかく、重ね重ねセリスファンの方には申し訳ないのですが、私の中でのFF6の主人公は、最初から最後までティナなのです。 うん、最初からのFFファンの方々の間では賛否両論だった様ですが、私個人の総評としては、素晴らしく壮大な世界観で、キャラクター達もそれぞれに魅力的で、二重丸だと思いますよ。 |