ファイナルファンタジー VII
機種:PS
ジャンル:RPG
ストーリー:強大なエネルギー『魔晄』を操る神羅カンパニー。そして魔晄のエネルギーを使って世界を窮地へと追い込むその野望を阻止しようと活動を続ける組織『アバランチ』。アバランチに雇われている元神羅のソルジャークラウドは、古代種と呼ばれるエアリスと運命の出逢いを果たす。神羅との対立の末、魔晄都市ミッドガルを追われた彼らを待ち受けているものとは?
最終目標:目に見えているものは、世界のほんの一部でしかない。闘い、進み、真実がどこにあるのかを、その目で見極めよう。世界を守り抜くために。
鯨波評:スクウェアの代表作ファイナルファンタジーシリーズの七作目。
最初は随分狭いフィールドだと驚きました(笑)。だって、行けども行けども建物ばかり。RPG特有の広大な荒野は出てこないのか!? とマジで思っておりました(笑)。ミッドガルから出て初めて納得しましたね。そのかわり、今度はあまりに広すぎる世界に呆然としましたが。
ん〜、このゲームの何が凄いって、いわゆるダンジョンとか建物の中を歩いていて、自分の姿を見失ってしまうところですね(笑)。入口を抜けて場面展開、その直後に叫ぶ言葉が「クラウド、どこよ!?」。ちょっと動かしてみて、はるか彼方にちっちゃーなひよこ頭を発見する。ああ、ここにいたのね、みたいな。矢印表示機能には笑った。あれってインターナショナル版で初めてついたんだっけ。使った事なかったんで良く分からないのだけど。
ゲームのテーマはもの凄く壮大です。最初の目的なんて、最終的にはどこへやら。神羅とか言ってる場合じゃなかったっすね。私の最終目的は、セフィロスファンの方には申し訳ないですが「ヤツを殺る」でしたから。だって、エアリスが〜〜〜!!! セフィロスさえ道を誤らなければ、こんな事にはならなかったんだよ、というのがFF7における私の持論です。エアリス殺害の恨みは深いっすよ。そう、私はエアリスが大好きでしたから。ついでに言わせて頂けるなら、断固としてクラxエアでございます。ティファやユフィのファンの方もごめんね。
実際問題、私は何度もFF7二回転目をチャレンジしているのですが、未だにクリアできません。一回目は、それでもいつかエアリスが復活するんじゃないかと思って、最後まで進めたのですよ。しかし、そんな奇跡も起こらず。1ゲームでひとり以上の死者が出るスクウェアを、どんなに恨んだ事か。音楽担当の某さんも、そのやり方にはかなり遺憾の意を表明していましたよ。人の感情を揺るがすのに、何も死を利用する事はないって。もっと他の事でも人の心は震えるし、涙を流す事もできるのですよ。この点だけが、7に対する不満ですね。ゲームという遊びの中でまで、大切な人を殺さないで下さい。
それ以外は、大体において満足でした。やっぱり歴代ファンの中では色々な意見もあったようですが、遊び心もふんだんに取り入れられていて、個人的にはとても楽しかったですよ。ゴールドソーサーでは時を忘れて遊びまくってたしね。それぞれのキャラもとても魅力的だったし。途中で、クラウドがもう何が何だか解らなくなってましたが(笑)。クラウドにしろレッドXIIIにしろケットシーにしろ、第一印象とまったく逆の本性というのが凄まじかったですね。ああ、セフィロスもですか。実は、これも少数意見かもしれませんが、私はナナキよりもレッドXIIIの方が好きでしたー(泣)。
ゲーム性が云々とかいう事は言いませんから、これからも壮大で美しいドラマを作って欲しいもんです。いや、本当に美しかった。
私のクラウドは、いつか約束の地に辿り着きます。いやあ、私の『約束の地』の定義は、一風変わったモノですが(苦笑)。