かまいたちの夜
機種:SFC、PS
ジャンル:サウンドノベル
ストーリー:ごく平凡な大学生透は、同級生の真理と共に白馬のスキー場へと遊びに来ていた。真理の叔父、小林さんの好意で、彼の経営するペンション『シュプール』に安く泊めてもらう事ができたのだ。スキーを楽しみ、ペンションへと向かう二人。宿泊客やペンションのアルバイトの人々との出逢いを経て、時は和やかに過ぎる。しかし、悲劇は起きた。ペンションの一室で発見された宿泊客のバラバラ死体。明らかな殺人。犯人は、外へ? それとも、今ここに集まるメンバーの中に? 外界との接触を断たれたペンション内で、運命は動きはじめる。
最終目標:推理力を駆使して、トリックを暴き、犯人を突き止めろ! シナリオ総当たりで、道は開ける筈。解決すれば、新しいシナリオが楽しめるよ。
鯨波評:弟切草に続く、チュンソフトのサウンドノベル第二弾。弟切草とは違って、グッドEDとバッドEDがあるんだよね。選択肢を間違えると、いきなり凄い終わり方をするのでかなりビビる。前作よりも、現実的に怖いです。疑心暗鬼の中で、次々と増えて行く死体。シャレになりませんわ。ホントに、GFだろうが自分自身だろうが、簡単に死んでしまうんですから(苦笑)。正直、自分の推理力では謎は解けませんでした。バッドEDのシナリオの中にも、答えは隠されています。それらを経験しつつ、散々同じシナリオを繰り返して、やっと何かの拍子にフラグをたてたって感じですね。逆に、謎が解けたとしても、決まった順序で選択肢を選ばないと解決はしませんし。
ところで、SFCとPSではED判定が違ってたのが何気に笑えましたが(笑)。SFCの時にグッドED扱いだったシナリオが、PSではバッドEDになってましたね。これについては、SFC時代に私も疑問に思っていましたから変えてもらって良かったですけど。
殺人事件編を解決すると、新しいシナリオが追加されるのですが、何が面白いって役割が全然違うとこなんですよね。殺人事件編では犯人だった人が、違うお話では凄くいい人になってたり、逆にごくごく普通だった人がめっちゃ悪者になってたり。準主人公の真理でさえ、全然人格が変わってたりする。楽しいよ。
登場人物の中では、シュプールのアルバイト、久保田俊夫さんが大好きでした。カッチョイイ自称大学六年生! 殺人事件編では、すっごくキーパーソンな位置にいたのに、SFCのグッドEDでは最後に死んじゃうんだよお。しかし、透と共に後ろ手に縛られたり、見つめあって静電気が走っちゃったりと、なにかと妄想たくましくなっちゃう人でありました(笑)。シナリオ担当の我孫子武丸さん、この手の表現好きだよなあ(笑)。
全シナリオを制覇すると、ちょっとエッチなシナリオが追加されるところは前作と一緒。ただし、前作よりも段階が多いですね。隠しシナリオを制覇して、更に隠し通路を発見して、その下層のシナリオも全て制覇しないといけませんから。でも、PS版はフローチャートのようなものがあるので便利です。
私としては、やっぱりPS版の殺人事件編のグッドEDが一番好きかな。最初のひとり以外誰も死なないし、笑って終われるし。幽霊編も良かったけど。何が最悪って、『かまい達の夜編』と『雪中迷路編』でしょう。特に雪中迷路は、二度とやりたくない。ごっつ大変だし、終わり方最悪だし。『オカマの純愛編』は笑えた(笑)。